本記事では、在宅ワークの面接を10回以上受けた経験から「在宅ワークの面接でよく聞かれる質問・面接に受かるコツ」をまとめました。
在宅ワークの求人は、書類選考でほとんどの人が振り落とされます。
面接までたどり着いた=履歴書・エントリーシートの内容はバッチリということ。
面接では主に人柄を見られるので、基本的なこと+αを意識しておけば心配しすぎることはありません。
本記事では、在宅ワークの面接を10回以上受けた私の経験をもとに「在宅ワークの面接でよく聞かれる質問・受かるコツ」をまとめました。
バックオフィス系ならどこも似たようなことを聞かれるため、汎用性は高いと思いますよ。
ちなみに、私が面接を受けてきた職種はこんな感じです。
- テレアポ
- データ入力
- 婚活パーティースタッフ
- 通販サイトの広告運用
- 事務
場数を踏んできた結果、倍率が高い事務の求人にも採用されました。
これから面接を受ける方の参考になればうれしいです♪
在宅ワークの面接でよく質問されること16選
これまで在宅ワークの面接を受けてきた中で、どの企業でも大体聞かれた質問を以下にまとめました。
- なぜこの会社を選んだのか(志望動機)
- なぜ在宅ワークを希望するのか
- 今までの仕事で失敗を乗り越えた経験
- 今までの仕事で成果を出した経験
- 今までの仕事でやりがい・楽しさを感じたこと
- 自分の強み・弱み(自己PR)
- Excelの関数は使えるか
- Google document・スプレッドシートの利用経験はあるか
- ビジネスチャット(チャットワーク等)の利用経験はあるか
- 仕事に取れる時間はどれくらいか
- 月にどれくらい稼ぎたいか
- どんな仕事をやってみたいか
- ネット回線のスピードは問題ないか
- パソコンのスペックはじゅうぶんか
- パソコンにウィルスソフトは入っているか
- 在宅で働くことについて家族の理解が得られているか
一般的な就職・転職の面接と同じような質問もあれば、在宅ワーク特有の質問もあります。
対策しておけば、答えに詰まって何も言えなくなる・失言してしまうといった失敗を防げますよ。
それでは、詳しく見ていきましょう。
志望動機に関する質問2選
- なぜこの会社を選んだのか
- なぜ在宅ワークを希望するのか
志望動機は必ず聞かれます。
特に「なぜ在宅ワークを希望するのか」は明確にしておきましょう。
外で働けない事情があるなら、正直に答えてOK。
ほかの選択肢もある中から在宅ワークを選んだ場合は「子どものそばで働きたいから」など前向きな理由を答えるといいですよ。
本当は「電車通勤をしたくない」「人と関わるのが苦手」などの理由があっても、正直に言うのはおすすめしません。
私は「転勤族なので、引っ越しても同じ仕事を続けたいから」と答えているよ!
仕事の経験・パーソナリティに関する質問4選
- 今までの仕事で失敗を乗り越えた経験
- 今までの仕事で成果を出した経験
- 今までの仕事でやりがい・楽しさを感じたこと
- 自分の強み・弱み(自己PR)
一般的な面接でもよく聞かれることですね。
特に「失敗を乗り越えた経験」はほぼ100%聞かれます。
失敗は誰にでもあるもの。
そこからどうやってリカバーしたかを問われているよ!
仕事で失敗した経験が思いつかないんだけど…
「失敗経験はありません」と答えると、チャレンジ意欲のない人と思われマイナスに捉えられます。
多少話を盛ってもいいのでエピソードを考えておきましょう。
一般的な質問に関しては、転職サイトの回答例も参考にしてみてください。
パソコンスキルに関する質問3選
- Excelの関数は使えるか
- Google document・スプレッドシートの利用経験はあるか
- ビジネスチャット(チャットワーク等)の利用経験はあるか
パソコンスキルは在宅ワークの基本。
実務経験が少なくても、パソコン操作に抵抗がない旨はハッキリ伝えましょう。
不安なら、基本的な操作は事前に勉強しておくといいですよ。
入社後に関する質問3選
- 仕事に取れる時間はどれくらいか
- 月にどれくらい稼ぎたいか
- どんな仕事をやってみたいか
稼働時間・希望月収など条件に関することは、現実的な範囲で正直に答えましょう。
在宅ワークでは自己管理能力が問われるので、キャパを超えてでも頑張ります!という姿勢はプラスになりません。
主婦の方なら、月収を扶養内に収めたいかどうかも決めておくことをおすすめします。
在宅ワークの環境に関する質問4選
- ネット回線のスピードは問題ないか
- パソコンのスペックはじゅうぶんか
- パソコンにウィルスソフトは入っているか
- 在宅で働くことについて家族の理解が得られているか
パソコン・インターネット周りの環境は事前に整えておくことをおすすめします。
意外と大事なのが「在宅で働くことについて家族の理解が得られているか」。
旦那さんに内緒で仕事を初めてしまい、バレて反対された…という人がいるそうです
隠し続けることは無理なので、家族とは事前に話し合っておきましょう。
在宅ワークの面接に受かるコツ5選
よく質問されることも踏まえ、面接に受かるために押さえておきたいポイントをまとめました。
- 面接の開始時間に遅刻しない
- パソコン苦手感を出さない
- これまでの経験を整理しておく
- 結論から話す
- 在宅で働くための環境を整えておく
在宅ワーク求人では、書類選考の時点でかなり人数が絞られています。
参考:在宅ワークで企業とオンライン面談!面接に受かるコツを面接官が伝授(外部サイト)
面接官側から採用されるコツを書いてくれています。こちらもぜひ読んでみてください。
面接までたどり着いた=優秀な人材と見られている ということ。
面接ではコミュニケーションスキル・仕事環境など、契約して問題ない人物かどうかを見られます。
難しいことはないので、ポイントをしっかり押さえて「一緒に働きたい」と思ってもらえる人物像を目指しましょう!
面接の開始時間に遅刻しない
当たり前ですが、遅刻は絶対NG。
しかし、オンライン面接だと
- マイク、カメラの調子が悪い
- 会議ツール(Zoom等)の設定がうまくいかない
といった技術的な問題で遅刻しがちです。
必ず接続テストをしておき、当日はスムーズに面接開始できるようにしましょう。
セッティングに手間取っていると、パソコンスキルにも疑問を持たれてしまいます
パソコン苦手感を出さない
在宅ワーク(特に事務系)はパソコン操作ができないと仕事になりません。
面接でもパソコンスキルについて問われるので、自信がない方は最低でも以下4点、事前に触れておくことをおすすめします。
- Excel関数(事務系なら特にVLOOKUP、SUMIF)
- Google document、スプレッドシート
- ビジネスチャット(チャットワーク、slack)
- オンライン会議ツール(Zoom、Teams)
実務経験がなくても、学ぶ意欲を見せよう!
これまでの経験を整理しておく
在宅ワークは実力主義なので「これまでの経験をどう活かせるか」が重視されています。
- 仕事でどんな成果を出したか
- 失敗からどう立ち直ったか
- 何にやりがいを感じるか
など、仕事にどうやって向き合ってきたか言語化できるようにしておきましょう。
結論から話す
質問に答えるときは「結論から話す」を意識すると言いたいことが伝わりやすくなります。
オンラインだと表情や身振り手振りで伝わる部分が少ないため、より分かりやすく簡潔に話すことを心がけましょう。
「あなたの強みは何ですか」と聞かれたら?
⇒最初に「私の強みは提案力です」と言い切った後、具体的なエピソードを話す
在宅で働くための環境を整えておく
パソコン・インターネット周りの環境は整えておく必要があります。
- 高速インターネットはあるか
- パソコンのスペックはじゅうぶんか
- ウィルスソフトは入っているか
これらの質問に対して、自信を持って「はい」と答えられるのがベストです。
できれば事前に準備しておきましょう。
「入社までに準備します」だと、本当に大丈夫かな…?って思われちゃうよね
在宅ワークは面接まで行ったらあと一息。当たり前のことができていればOK!
- 開始時間に遅刻しない
- パソコン苦手感を出さない
- これまでの経験を整理しておく
- 結論から話す
- 在宅で働くための環境を整えておく
こうやって書き出してみると、在宅ワークの面接に受かるコツは当たり前のことばかり。
でも、オンライン面接って独特な緊張感もあって、当たり前のことが難しくなるんですよね。
書類選考に通ったということは「採用に値する人物」なのは間違いないので、しっかり準備し自信を持って面接に臨んでくださいね。
あとは、落ち着いていつも通りに話せば大丈夫♪