ライオンブリッジの在宅ワークって時給高いけど、どんな仕事なの?
すぐクビになるって本当?
仕事は全部英語って大丈夫かな?
アメリカに本社を持つLionbridge(ライオンブリッジ)社は、在宅ワークでも時給が高いことで有名です。
実際、私はこの仕事で月10万稼いだこともあります。
業務形態は数種類ありますが、この記事では私が経験したInternet Ads Assessor(インターネット広告評価)という仕事について徹底解説したいと思います。
ちなみに、すぐクビになるという噂は本当です
- インターネット広告評価の仕事内容
- ライオンブリッジ在宅ワークへの応募方法
- ライオンブリッジ在宅ワークの収入
- すぐクビになるとはどういうことか
インターネット広告評価ってどんな仕事?
ネットサーフィンをしていると、色々なところに広告が出てきますよね。
それらの広告が、ユーザーに対して効果のある広告なのか・悪質な広告でないかをレポートする仕事です。
このように、ワーカーはさまざまな広告を見せられ、ライオンブリッジ社が定める基準にしたがって品質を評価します。
ネット広告の質を上げるためのお手伝いができる仕事ですね。
ライオンブリッジ在宅ワークの求人内容
求人条件は、日本の在宅ワークではありえないぐらい良いです。
- 業務は全て英語
- 時給:1,900円
- 最低週10時間、最大20時間勤務
- 業務委託契約
- 好きな時間に作業可
- 他の会社で同じ仕事をしている人は応募不可
毎週20時間フルで稼働すれば、計算上月15万ぐらいは稼げます。
最大週20時間となっていますが、「今週はたくさん仕事があるから40時間までやっていいよ」とお知らせが来ることもありました。
全て英語といっても、リスニング・スピーキングは全く必要なく、読み書きができればOKです。
読み書きに関してもGoogle翻訳が有能なので、英語が苦手!というレベルでなければ大丈夫だと思います。
最低週10時間という決まりさえ守れば、好きな時間に作業OK。
小さいお子さんがいる方や、副業として働きたい方にとっては特に魅力的ですよね。
人とのコミュニケーションも一切発生しないので、もくもくと作業したい人にとっては夢のような仕事です。
確かに、これで時給1,900円?いいの?と思うぐらい、仕事自体は簡単です。
しかし、広告の評価基準を定めたマニュアルがとても細かく、そこから外れるとクオリティの低い仕事とみなされてしまいます。
「すぐクビになるってどういうこと?」で説明しますが、クオリティの低いワーカーはすぐ契約を切られてしまいます。
ライオンブリッジ在宅ワークの応募方法
募集があるときは、複数の求人サイトに求人が載っているようです。
私は在宅ワーク求人サイトのママワークスから応募しました。
応募以降の全てのやり取りは英語になりますが、求人自体は日本語で掲載されています。
採用フローはざっとこんな感じです。
- 求人サイトから応募
- 書類選考(英文レジュメ・職務経歴書)
- オンラインテスト
- 契約
応募~契約まで2週間ぐらいかかりました。
書類審査に通過すると、実際の業務と同じ形のテストを受けることになります。
テストの前に、広告の評価基準を細かく記載したマニュアルが送られてきます。
このマニュアルを隅々まで読み込み、頭にたたき込むことが重要。
マニュアルを読んで理解する時間はしっかりと確保しておく必要があります。
テスト自体も半日かかるくらい問題量が多いので、予定のない日に受けたほうがいいです。
実際に働いてみた感想
広告を評価するといっても自分で文章を書く仕事は少ないです。
5段階ぐらいの評価から、表示された広告にふさわしいものをポチっとするだけの案件がほとんど。
これで時給1,900円は日本企業の在宅ワークではありえない待遇です。
同じような業務が続くこともあり飽きがくるので、週20時間(1日4時間)やるのは思ったよりつらかったです。
私は集中力が長時間続かないタイプで、連続しての作業は2時間が限界でした。
英語力アップするかな?と思っていましたが、ほとんどGoogle翻訳に頼るのでスキルアップした感覚はありませんでした。
面白い仕事とはいえませんが、時給1,900円で好きなときに働けると思えばじゅうぶんです。
ライオンブリッジ在宅ワークの月収は?
稼げた金額は以下のとおり。
- 2020年1月 約23時間 45,334円
- 2020年2月 約63時間 121,258円
(海外送金のため、取引手数料が4000円ほど引かれます)
2カ月目で10万越えを達成しました。
そう思っていた矢先、新型コロナの流行が爆発。
在宅で勤務する人が増えたせいか、企業に新しい広告を出す余裕がなくなったからか、業務量はほぼゼロになってしまいました。
ずっと続けていきたい仕事だと思っていたのに、とても悔しかったです。
安定しないのが在宅ワークというものなんだと、一つ勉強になりました。
すぐクビになるってどういうこと?
広告は自分の感性で評価するのではなく、会社が定めたマニュアルに従って評価しなければなりません。
業務の中には、マニュアルに沿って仕事をできているかチェックするテストがランダムで紛れています。
テストの正答率が8割以下になると、いったん業務停止をくらいます。
テストに対しては翌月フィードバックが公開されます。
正直、解説を読んでも納得できない部分も多かったですが、Lionbridge社の基準に合わせることが全てなのでしょう。
私は3カ月目にしてテストの正答率が8割以下になり、業務停止警告を受けました。
しかし、一発でアウトというわけではなく、再テストに合格すれば再び仕事ができるとのこと。
幸いにも再テストには合格したのですが、その後はコロナの影響で仕事がなくなってしまったので、残念ながら稼働できないまま辞めることになりました。
クオリティが低ければクビになるというのは、いかにも海外企業って感じですよね。
それも含めての好待遇なんだと思います。
まとめ ライオンブリッジの在宅ワークは超おすすめ
ライオンブリッジの在宅ワークは、すぐクビになる・仕事内容が退屈というデメリットはありますが、それを差し引いても素晴らしい仕事です。
私のような転勤族の奥様や小さいお子さんがいる方でも、好きな時間に働けて高収入を得ることができますよ。
ただ新型コロナの影響がいまだ続く現状、次の募集はいつになるか分かりません。
日本の在宅ワークは、ワーカーを安い報酬で搾取するものが多いと感じます。
「好待遇だけどクオリティが低ければ即クビにする」という海外特有のスタンスは、合う・合わないあると思いますが、合理的で私は好きです。
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