本記事では、クラウドワークスのデータ入力をやってみた主婦の体験談から「データ入力で稼ぐのはなぜ難しいのか」を解説します。
クラウドワークスでよく見かける「誰でも簡単にできるデータ入力」の仕事。
データ入力って実際どんな仕事なのか、誰でもできる仕事で本当に稼げるのか気になりますよね。
そこで、クラウドワークスで「レシートの内容をExcelに入力する」仕事を体験したひなこさんにお話を伺いました。
思った以上にきつくて稼げない仕事でした!
結論、データ入力は稼ぐための仕事としては全くおすすめできません。
なぜおすすめできないのか、体験談をもとに解説していきます。
クラウドワークスのデータ入力ってどんな仕事?稼げた金額は?
私がやったのは、誰かが買い物をしたレシートの内容をExcelに入力する仕事でした。
40000文字入力して582円、時給換算はなんと8円でした…!
どんな仕事だったのか、詳しく説明します
データ入力の仕事内容:レシートの内容をExcelに入力
誰かが買い物をしたレシートの内容を、Excelに入力する仕事でした。
入力項目は以下の内容です。
- お店の名前・電話番号
- レシートの日付・時間
- 購入した商品の名前
- 商品の金額
- 消費税
これらをトータルで40,000文字入力する作業内容でした。
簡単に入力といっても、クーポンを使用している際は-○○円と入力したり、消費税は品目によって8%・10%とあったりするので、かなり細かくて大変でした。
募集要項には、タイピングができれば誰でもOK!
簡単なデータ入力と書いてありました
データ入力で稼げた金額は時給8円
40,000文字入力してもらえた報酬は、たった582円。
時給換算すると、トータルして24時間(丸1日分)ほど作業していたので
8円という驚きの安さでした。
データ入力作業をするのが初めてだったので、初日は休憩を挟みつつ10~12時間程はやっていました。
2日目と3日目は、データ入力作業に少し慣れてきたので休憩を取りつつ6時間ほどやりました。
いくらなんでも割に合わなすぎます!!
データ入力のきつかった点
データ入力は稼げないうえに、精神的にも肉体的にもきつい仕事でした。
きつかった点は主に次の3つです。
- 単純作業なので飽きる
- 納期へのプレッシャー
- 細かい作業のため目が疲れる
単純作業なので飽きる
私の受けた案件は、40,000文字という文字数が先に決まっていたので、打っても打っても終わらない感じがとにかくしんどかったです。
レシートが長いと入力に時間がかかりますし、短すぎてもレシート枚数だけをこなしているだけで進んだ感じがしません。
これでたった582円しかもらえないなんて、本当に何をやっていたんだろう…と脱力してしまいました
納期へのプレッシャー
初め、データ入力はスキマ時間でできる簡単な作業だと思っていました。
しかし、実際受けてみると、40,000文字という文字数なのに納期までの日にちが5日間しかなく、1日の大部分を作業に使う結果となりました。
データ入力をやるなら、納期が長めの案件を選びましょう!
思った以上に時間がかかります
細かい作業のため目が疲れる
細かいレシートとパソコンを交互に見ながらの作業だったので、かなり目が疲れました。
レシートは写真で撮った画像なので、ピンボケしているもの・影になって見づらいものもあり大変でした。
長時間同じ姿勢で椅子に座っているので肩こり・腰痛・首こりもしんどかったです。
クラウドワークスでデータ入力を受ける際の注意点
私の選んだデータ入力の案件はどう考えても失敗でした。
この経験から、クラウドワークスでデータ入力を受ける際の注意点をお伝えします。
- 「誰でもできる」案件には要注意
- 納期に余裕がある案件を選ぶ
- 時給換算いくらになるか大体イメージしておく
「誰でもできる」案件には要注意
「誰でもできる」を売りにしている案件は、報酬額がとても割に合わないのでオススメしません。
安くても応募者がいるから、ブラック案件がなくならないんです!
納期に余裕がある案件を選ぶ
募集要項に所要時間が書いてあっても、慣れないうちはそれ以上に時間がかかると思ってください。
ただ文章を打つのとは違い、何かを見ながら打ち込んでいくのは思った以上に大変です。
長時間作業をすると集中力が落ちてミスをするので、こまめに休憩をはさむことも必要になってきます。
時給換算いくらになるか大体イメージしておく
応募する前に募集要項をよく読み、時給換算をしておきましょう。
1作業あたりの所要時間が書いていない案件は、そもそもブラック案件の可能性が高いです。
パソコンの電気代を考えるとプラスになっているのかも計算してみるといいですよ。
データ入力に向いている人・向いていない人
実際にやってみて感じた、データ入力に向いている人・向いていない人の特徴を解説します。
データ入力に向いている人
- タイピングが早い人
- 集中力に自信がある人
- 時間がたっぷりある人
- 報酬額を気にせず、タイピングの練習がてら作業をしたい人
データ入力は、稼ぐための仕事としてはとてもおすすめしません。
タイピングの練習をするついでにお小遣いがもらえたらいいな、ぐらいの気持ちで取り組める人が向いていますよ。
データ入力に向いていない人の特徴
- タイピング・集中力に自信がない人
- 首こり・肩こり・腰痛持ちの人
- スキマ時間で作業しようと考えている人
体に負担がかかる作業なので、体力に自信がない方にはおすすめできません。
また、スキマ時間(1~2時間)でやろうと考えている人には向いていません。
私が受けた案件では、納期に間に合わなかったら報酬額を受け取れない決まりがありました。
納期直前で間に合わないと気づいたら、それまでの作業がすべて無駄になってしまいます。
今思うとブラックなクライアントでした。
納期を調整してくれるクライアントさんもいるとは思います!
優良クライアントなのか、悪徳クライアントなのか見極めるためには、応募前にクラウドワークス上の評価をチェックしておきましょう。
クラウドワークスのデータ入力で稼ぐのは難しい!
今回クラウドワークスで受けた案件は、正直もう二度とやりたくないと言っていいものでした。
パソコンの電気代を考えると、時間換算したら8円以下になると気付いたときはガッカリしました。
今後データ入力を受けるなら、きちんと募集要項を読み、時給換算をしてからやりたいと思います。
どうかブラック案件に当たらないよう、気を付けてください!
ひなこさんの受けた案件は本当にひどい!!
でも、ここまでじゃなくてもデータ入力って全体的に安すぎるんだよね…
怪しい案件も多いし、見極めは本当に難しい!
結論、稼ぎ目的でデータ入力をやるのはおすすめしません。
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